仮想の世界はどこまでも拡がります。そして‘仮装’もリアリティを求めながらどんどんエスカレートします。
新シリーズ「CA桜桃女あき」。今回はランパブならぬ、機上ラウンジサービスのランジェリーバージョンです。
チェリィ航空のプレス発表~It's showtime!~洋画「マスク」のように奇想天外。現実にチンコを出した女装CAの発表会なんてありえません。ご周知でしょうが、あくまでもフィクションなので悪しからず。
CA姿に風邪用マスクが変だということで、思いついた仮面の‘マスク’は、やはりこのような‘仮装’にも有効です。
このスタイルで、やはり風邪用マスクは、全くミスマッチ。ヘアーをアップにしているので余計にです。
そしてリアルにしているのは、ヘアースタイルだけではありません。足元もわたしがあれだけ嫌っていたアーモンド(ラウンド)トゥのパンプスです。
本物のCAはロングヘアーを靡かせて、先の尖ったポインテッドやオープントゥのヒールを履いていません。ヘアースタイルは業務に支障のないような、ショートかアップ。靴はわたしからするとローヒール。しかも色っぽさのかけらもないパンプスです。
より本物らしさを求めるなら、そんな靴にするべきでしょうが、野暮ったいヒールは絶対履きたくはありません。しかも他の衣装に合わないので使い回しもできません。
そこで選んだこのパンプス。フォーマルですが、ダークブルーのエナメルで、足指の付け根が見えるほど甲のカットの深さが絶妙です。フォトをご覧あれ。小指の股まで見えています。これはセクシーなパンプスの条件のひとつですし、甲が多く出る分、脚長に見えます。いっぺんに気に入りました。
そしてラウンドなんて死んでも履かないと思っていましたが、巷でどんどんイイ女が履くようにもなり、少女時代が軍服の衣装で履いていたのも紺のラウンドだったので、今ではまんざらでもありません。