記憶というのはおもしろいものです。黒の原点から当時の思い出がいっきに蘇りました。
思春期に一世風靡した洋画がありました。女性の性の解放と銘打って世間をも巻き込んだその洋画を皮切りに、いっきに裸が身近になったと記憶しています。
籐の椅子に腰掛ける半裸の宣伝ポスターも世間を騒がせましたが、なにがそこまでよかったのか今だに理解できません。
エロ物を貪るように集めていた少年時代のわたしでさえ全くといっていいほど興味がありませんでした。
まず主演の女優がタイプでなかったのが一番。性に未開な女性がエロに目覚めていく設定なので無理もありませんが、さほどきれいでもなくボーイッシュ。なにより、服装もドアウト。籐の椅子の衣装もフランス絵画のよう。足もとは登山靴みたいな編み上げブーツ。しかもハイソックス穿き。超敏感エロ少年がピクリとも反応しなかったことを覚えています。
しかしそれは、その映画の二作目で変わります。やはり引き続き主演女優には目もくれず脇役に反応しました。もちろん子供なので映像はリアルタイムでは見ていません。あくまでも洋画雑誌のなかのひとコマです。
特にこのなんでもない画像に夢中になりました。カジュアルでヒールはイマイチだしパンストも穿いていない。でも脚がよく見えて、座っていることでスカートの中のうちモモとその奥のショーツが丸見え。
‘座り姿最高!’ショーツの中身で頭がいっぱいのローティーンのわたしにはパーフェクトな一枚でした。
こんな映像のひとコマをピックアップした当時の大人たちもきっと好きだったに違いありません。座り姿。
黒の原点と同じくウン十年たっても心の奥底に眠る嗜好がフォトのような座り姿を表現させるのだと思います。
今回は裏フォトにペニスはありませんが、好きな座りポーズで少しずつ脱いでいく姿をお見せしようと思います。
それと今回の続きを読むは、前回同じく携帯電話でご覧のかた向けで、アルバムと同じものです。