洋モノ誌の紹介は他に譲るとしての前回のつづきですが、一誌、特筆したいものがあります。
プレイボーイ日本版のグラビアは、わたしなんぞが評価するまでもなく、非の打ちどころのない完璧なものでしたし、そこには美脚もヒールも存在したのですが、少し物足らなさがありました。
全裸のモデルさんたちは常に美しすぎて、エロさのボルテージがちがうんです。やはり当時から感じはじめたリアリティのなさ?現実味のなさ?なにかサイボーグを見ている感が興奮を抑制していたような気がします。
それは数年後から手に入るようになった、ノーカットのポルノビデオからも覗えます。ペントハウスのVTRは美しすぎて興奮しなかったのです。余談ですが、VCRの作品はどれも傑作でした。
特筆したいのは、ギャラントメンという洋モノ日本版で、ベースは何だったか覚えがないのですが、ややふくよかで、グラマーなモデルさんの半裸のフォトが多く、中とじピンナップは立ち姿でした。
プレイボーイ日本版と比べるとモデルは外人さんでありながら、まだ身近にいそうな感じで、自然なのです。脱ぎかけのグラビアはこれから脱ぎますという想像をも掻き立てます。
それがリアルで卑猥だったんです。当時のアラーキーの作品も卑猥でした。野外で立ったままプリーツスカートをたくし上げ、ショーツを脱いだスッポンポンの股は大きく開かれていました。
書店で偶然手にした一冊の本の中の一枚でしたが、その写真も18歳のわたしの脳裏に今でもこびりついているもので、またいずれイメージの似たフォトをお見せしようと思います。
ここで結論ですが、わたしの場合、脚とヒールは必須で半裸が好きなんだと思います。
そしてOLがエロいと思うのは、半裸の姿がそこにあるからだと思います。半裸であるからこそOLと認識できるのであって、全裸ではOLであるということは、識別できません。
単純に全裸だと職業すら判りません。それは、ただのヌード写真にしかすぎないわけです。
なので思うに、特にOLでなくても衣服が残った半裸が全裸よりエロいという式が成り立つのです。
しかしまた、あきのフォトを見てください。やっぱりOLはエロい!なぜかよく分かりませんが(笑)
次回はいよいよオープン前に、あきの脚がベール(ストッキング)を脱ぎます。
やはり立ち姿で。脚タレのフォトとはエロさが違います。おたのしみに。